2026.10.1── 公開前夜に / 映画は
2026.10.01
映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』公開前夜にあたって、完成披露試写会でお話しさせていただきました、山戸結希の発言を、引用・全文掲載いたします。
これから映画をご覧くださる、たった一人のあなたへと向かって──
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「映画は、人が生きてゆくためにある」ということを、一緒に信じてくださる方と、映画制作をできる歓びを感じています。
力強い皆さんのおかげで、この秋、この作品は、日本中の映画館で上映されるチャンスをいただきました。
映画館というひとつの暗闇のもと、年齢も、性別も、職業も、全く異なる方たちが、その瞬間はスクリーンへと共鳴し、「この物語は自分に必要だったのかもしれない」と、それぞれの立場を超えて、心を重ねて感じていただけることが、そんな奇跡のようなチャンスが、映画芸術には許されていて、本作をご覧くださった方にとって、ああ、これは自分のための作品ではなかったな、「not for me」だな、と思わせてしまうのだとしたら、
すべて監督である自分の責任に他ならないと考えています。
それほどに、キャストスタッフのみなさんは情熱的に、この作品へと、全てを賭けて、心身を投じてくださいました。
お一人おひとりにとって、映画館を出た後の人生のために、この作品がありゆくことを、映画を観てくださった帰り道に、「ああ、今の自分には、この映画が必要だったのだ」と思っていただける未来を、願っています。
それこそが、志半ばで人生を終えられた、しかしこの世界に、確かなバトンを残された、遠藤和さんの命への最も誠実な応答になり得ると信じ、映画を撮影させていただきました。
お聴きくださり、どうも有り難うございました。ご覧くださる、お一人おひとりに、この映画を受け取っていただけることを、本当に倖せに思っています。
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映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』
2026年10月2日(金)全国ロードショー
https://www.mamaseka-movie.com/





